授業の目的は、哲学とは何であるかを論じながら、理性論の中心問題について分かりやすく説明することです。

授業の概要は、ポール・グライスの理性論『理性の諸相』を下敷きにして、理性とは何か、合理性と不合理、行為の説明と正当化、行為と出来事の違い、行為の意図と目的について論じる、というようなことです。